生物センシング工学研究室の主な研究対象

　本研究室は，農畜水産物や食品の生産，選別，加工，貯蔵等に関する施設を対象とし，その施設内の生産・作業環境，および生産技術に関する研究を工学的側面から幅広く行っています。

　具体的には，収穫以降の農産物や食品の処理過程である選別・検査，加工，貯蔵・保存，流通技術等に関わる研究，テラヘルツ波を中心とした電磁波計測技術やセンサ開発による安全性・品質評価技術，グリーンハウス，植物工場，畜産施設，養魚施設，宇宙空間での生産施設等における計測・制御技術，センシング・オートメーション・メカトロ技術等の研究を行っています。また，その基礎的研究として農産物や食品の物性の計測ならびに含有物質・栄養素等の特定・解析も行っています。さらには，生産・流通・消費の各ステージにおける品質，収益の向上，および食の安心・安全確保のための情報化技術に関わる研究を行っています。