日時 :2007年11月19日(月)17:00〜18:00
場所 :京都大学農学部総合館1階 W-420室(講義室)
講演者 :谷脇 滋宗 准教授(愛媛大学大学院理工学研究科)
タイトル : ” 精密農業への応用を目指す地球観測衛星の制御手法について “
内容 :地球観測衛星の空間分解能や時間分解能を高めることによって,衛星の利用範囲は飛躍的に拡大することが予測される.たとえば,空間分解能10m,時間分解能1回/1週間程度を実現した場合,農作物の育成管理などの精密農業への利用価値も高まる.我々の研究室では,このような次世代型地球観測衛星の基盤技術研究として,高精度姿勢制御手法や画像処理手法の研究,小型高分解能観測衛星の概念設計を行っている.本講演では,これらの研究の概要を紹介する.また,聴講者の皆様から,衛星データ利用者の立場でご意見をいただき,精密農業用地球観測衛星のあり方を考えたい.